ファミリーコンピュータ : 本体篇 [ファミコン]

ファミリーコンピュータ [HVC-001]

  • 名称 : ファミリーコンピュータ [HVC-001]
  • 略記/略称 : ファミコン/FC
  • メーカー : 任天堂
  • 発売日 : 1983/07/15
  • 販売価格 : 14800円

ファミコンは姫が生まれて最初に触る事になったゲーム機です。ファミコンが発売されたのは1983年...20世紀、それも昭和のゲーム機です。昭和と言うと...随分と昔のような気がします...姫の生まれるずっと前ですので...。

ファミコンはその呼び名が「ゲーム機」の代名詞になるほど流行したようです。姫はあやちゃんに教えられるまでその存在を全く知りませんでしたが、ゲームの歴史にその名を刻む凄いゲーム機のようです。

ファミリーコンピュータ : 本体

本体の色は白と赤とで構成されていて、少しおめでたい感じに見えます。

ファミリーコンピュータ 本体

ファミリーコンピュータ [HVC-001]

ファミリーコンピュータ : 本体上面

ファミリーコンピュータ 本体上面

[ファミリーコンピュータ : 本体上面]

パワー

手前の左側にあるスイッチが「パワー」で、この「パワー」を後方にスライドさせると機体の電源がオンに、手前に下げると機体の電源がオフになります。

「パワー」の上にはシールが貼られていて、「・カセットを抜き差しする時は、必ず本体の電源を切ってください。」と書かれています。

パワー(オフ)

[パワー(オフ)]

パワー(オン)

[パワー(オン)]

リセット

手前の右側にあるボタンが「リセット」です。ゲーム中にこのリセットボタンを押すとゲームがリセットされて最初に戻ります。

「リセット」の上にはシールが貼られていて、「・リセットスイッチを押すと、それまで記憶されていた得点が消去されます。」と書かれています。

リセット

[リセット]

カセット差し込み口/コネクターカバー/カセットコネクタ

機体の中央上にあるのが「カセット差し込み口」と保護用の「コネクターカバー」です。カセット差し込み口の中には「カセットコネクタ」があります。「カセットコネクタ」はロムカセット(カートリッジ)の端子と本体を繫ぐ部分で、ここにロムカセットの端子を接続して「パワー」をオンにするとゲームが開始されます。

コネクターカバー

[コネクターカバー]

カセットコネクタ

[カセットコネクタ]

イジェクト

「カセットコネクタ」の手前にある出っ張りが「イジェクト」です。この「イジェクト」を奥へとスライドさせると「カセットコネクタ」に差し込まれているロムカセットが抜けるようになっています。カセットは手でも抜く事が出来ますが通常はこの「イジェクト」を使うようです。

イジェクト

[イジェクト]

ファミリーコンピュータ : 本体前面

エキスパンドコネクタ

本体前面にあるのが「エキスパンドコネクタ」です。別売りのコントローラー等の拡張機器を接続する部分になっています。

「エキスパンドコネクタ」の横にはシールが貼られていて、「指や金属片で端子部分を触れないでください。故障の原因となります。」と書かれています。

エキスパンドコネクタ(閉)

[エキスパンドコネクタ(閉)]

エキスパンドコネクタ(開)

[エキスパンドコネクタ(開)]

ファミリーコンピュータ : 本体背面

ファミリーコンピュータ 本体背面

[ファミリーコンピュータ : 本体背面]

ACアタプタ端子

本体背面、向って一番左にあるのが「ACアタプタ端子」です。ここに「ACアダプタ」を接続します。

モード切替スイッチ

本体背面、向って左から2番目にあるのが「モード切替スイッチ」です。「TV」と「GAME」の切り替えスイッチになっています。

チャンネル切り替えスイッチ

本体背面、向って左から3番目にあるのが「チャンネル切り替えスイッチ」です。「1ch」と「2ch」の切り替えが出来ます。通常は空チャンネルの方に合わせておきます。空チャンネルが無い場合は映像の良好なチャンネルの方に合わせると良いようです。

RFスイッチ端子

本体背面、向って左から4番目にあるのが「RFスイッチ端子」です。ここに「RFスイッチ」を接続します。

ACアダプタ/モード切替/チャンネル切り替え/RF端子

[ACアダプタ端子/モード切替スイッチ/チャンネル切り替えスイッチ/RFスイッチ端子]

ファミリーコンピュータ : 本体側面

ファミコンの本体両側面にはコントローラーを掛けて置く窪みがあります。

写真はファミコン本体の右側面(正面から向かって左側の側面)で、「Iコントローラー」側になります。逆側、左側面(正面から向かって右側の側面)は「IIコントローラー」用になっています。どちらも窪みの形状に違いはありません。

ファミリーコンピュータ 本体側面

[ファミリーコンピュータ : 本体側面]

コントローラーを設置。

[ファミリーコンピュータ : 本体側面]

コントローラー設置時。

ファミリーコンピュータ : コントローラー

コントローラーは2個付いていて、本体正面に向って左側にあるのが「Iコントローラー」、本体正面に向って右側にあるのが「IIコントローラー」です。通常は略して「Iコン」、「IIコン」と呼ぶようです。2つのコントローラーは「Iコン」と「IIコン」で形状が異なっています。

Iコントローラー

「Iコン」には「十字ボタン」、「Aボタン」、「Bボタン」、「セレクトボタン」、「スタートボタン」が付いています。

「セレクトボタン」と「スタートボタン」は他のボタンと違い材質がゴムになっています。

Iコントローラー

[Iコントローラー]

セレクトボタンとスタートボタンが付いている。

IIコントローラー

「IIコン」には「十字ボタン」、「Aボタン」、「Bボタン」、「マイクロホン(MIC.)」とそのマイクロホンの「ボリュウム」が付いています。

「ボリュウム」は右側にスライドするほど音量が大きくなるようです。

IIコントローラー

[IIコントローラー]

マイク機能が付いている。

四角型ゴムボタン

初期型のファミコンのコントローラーは「Iコン」、「IIコン」とも「Aボタン」、「Bボタン」が「四角型ゴムボタン」だったそうです。

後日、あやちゃんから頂いた(あやちゃんが姫のお家に不用品として投棄して行った)初期型ファミコンを見ると確かにコントローラーのA/Bボタンがゴムを材質にした四角型のボタンになっていました。(初期型ではないファミコンのコントローラーのA/Bボタンはプラスチックです。)

ボタンの形状と材質の違いによる操作感覚に差があるかどうか、この初期型ファミコンを少し試してみましたが、四角型ゴムボタンは押した後の「戻り」が悪く、場合によっては引っかかって戻って来ない事もありました。ゴムボタンからプラスチックボタンへと変わったのはこの辺り(プレイに支障を来たす辺り)の事からかも知れません。

Iコントローラー

[Iコントローラー(四角型ゴムボタン)]

IIコントローラー

[IIコントローラー(四角型ゴムボタン)]

ファミリーコンピュータ : RFスイッチ [HVC-003]

ファミコンとテレビとを繫ぐ器機です。詳しい仕組みは分かりませんが、これが無いとテレビ画面にゲームを映し出す事が出来ないようです。

RFスイッチ 表

[RFスイッチ(表)]

RFスイッチ 裏

[RFスイッチ(裏)]

ファミリーコンピュータ : ACアダプタ [HVC-002]

ファミコンと電源供給元とを繫ぐ器機です。

上面に貼られているシールには「使用しない時はコンセント()から必ず抜いてください。」と書かれています。

(電源供給元のプラグ差込口の事です。人によっては「コンセント」と呼ぶそうです。)

ACアダプタ 上面

[ACアダプタ(上面)]

ACアダプタ 底面

[ACアダプタ(斜め上)]

TOPへ