カセット差し込み必須テクニック [ファミコン]

カセット差し込み必須テクニック

姫、一子相伝の奥義を伝授される

ファミコンのカセットの中には普通に差し込むだけで簡単につく「つきの良いカセット」と、それだけでは中々つかない「つきの悪いカセット」があるようです。そしてその「つきの悪いカセット」をつけるためにはカセット特有の様々なテクニックを駆使する必要があるらしく、あやちゃんは姫が一人の時でもファミコンで遊べるようにと姫に「つきの悪いカセットをつけるための必須テクニック」を教えてくれました。あやちゃんが言うには姫に教えてくれた数々の技はどれもファミコンで遊ぶ人達が極普通に行っている基本中の基本の技だそうです。

(ですが、その「一般的な技」を姫に伝授する時のあやちゃんは「一子相伝」、「奥義」、「秘奥義」、「究極奥義」などと言った言葉をやたらと並べていました...。一般的な技であれば「一子相伝」でも何の「奥義」でもないと思うのですが...。言うと怒られそうなので...言いませんでした...。)

カセットふーふー

カセットの端子部分に息を吹きかける技です。一端から逆端に向って強めの息で吹き払うようにします。吹き払う回数は決まってなく、一回だけだったり、一往復だったり、二往復だったり、それ以上の時もあるようです。

これはカセットが上手くつかなかった時に一番最初に試される技で、次の「コネクトふーふー」と複合して使われる事も多いようです。

コネクトふーふー

ファミコン本体のカセットコネクト部分に息を吹きかける技です。「カセットふーふー」同様、一端から逆端に向って息を吹きかけます。

「コネクトふーふー」だけで用いられる事もあるようですが、前述の「カセットふーふー」がダメだった時の技として使われる事が多いようです。

斜め差し

「斜め差し」はカセットを斜めに傾けて差し込む技です。

緩い傾きで上手くついたり、急角度で上手くついたり、「上手くつく傾き加減」は個々の場合によって違うため、色々な角度を手探りで探しながら上手くつく場所を傾きを探して行く必要があります。

「斜め差し」はカセットがつかない時に真っ先に用いられる事もあるようですが、「ふーふー」系がダメだった時の2番手技として使われる事が多いようです。

達人の域に達すると目を瞑ってでも出来るようになるとあやちゃんは言っていましたが...本当かどうかは分かりません...。

浮かし差し

「浮かし差し」はカセットをカセットコネクトから浮かせる技です。一度確りとカセットを差し込んだ後にイジェクトを使って浮かせると簡単です。

「斜め差し」と同様に「上手くつく浮き加減」がそれぞれにあります。

「浮かし差し」だけでは上手くつかない場合は、「浮かし差し」の状態から「斜め差し」や下記の「前方傾け差し」を複合させます。

前方傾け差し

「前方傾け差し」はカセットをカセットコネクタに差し込んだ状態から前方(手前)に傾ける技です。

「斜め差し」と同様に「上手くつく傾き加減」がそれぞれにあり、手を使ってゆっくりと前方に傾けたり、押し戻したりしながら上手くつく角度を探る必要があります。

ちょうど良い角度を見つけた後はそのままゆっくりと手を離して行くようにしますが、この時、手を離した事により角度が変わってしまい上手くつかなるうな場合は上手くつく角度で一度カセットを固定してから手を離すようにします。固定方法は色々あると思いますが、粘着テープを使う方法が一番簡単なようです。

ゆっくり差し

「ゆっくり差し」はカセットをゆっくりと差し込む技です。ゆっくり差す事そのものにどう言う効果があるのかは分かりませんが、カセットを差して行く間に「つけ、つけ」と念じながら差して行く人もいるらしく、少し「おまじない」が入ってる差し方なのかも知れません...。

高速差し

「高速差し」は「ゆっくり差し」の逆で、カセットを素早く差し込む技です。「ゆっくり差し」と同じように効果があるかどうかが分からない上に、カセットの端子やファミコン本体のカセットコネクタが傷付く可能性もあるので使わない方が無難なように思います。

グイ押し

「グイ押し」はカセットを差し込んだ後、上から「グイ」っと更にカセットを押し込む技です。中には「グイ」っと押しながら念力のようなものを送り込む人もいるそうです。そこまで行くと少し怖い感じがします...電子機器の前でオカルトパワーとは...。「確り差し」とも言うそうです。

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