フラッピー(デービーソフト) : 感想・レビュー [ファミコン]

フラッピー : 感想・レビュー

アクションパズルゲーム

「フラッピー(デービーソフト)」はブルーストーンを運ぶためにブラウンストーンや敵キャラクターを利用するパズル性と、邪魔者のユニコーンやエビーラを避けたり、眠らせたり、ストーンで押し潰したりと言ったアクション性が合わさったアクションパズルゲームになっています。

姫は「ディグダグ(ナムコ)」の直ぐ後にこの「フラッピー」に挑戦したのですが、同じ固定画面で単純作業を繰り返す少し古さが感じられるゲームでも「ディグダグ」の時のような退屈さは「フラッピー」には感じませんでした。面数の多さ、200面クリアと言う大きな目標、パズル性(これに関しては難易度が低く少し物足りませんが)などの要素が退屈さを生じさせないようにしているように感じました。

パズル性とアクション性

パズル部分の難易度は姫の脳(あやちゃん曰く、「ネコ並み脳。」)でも比較的簡単に解ける面ばかりだった事から考えるとそれほど高くないと言って良いと思います。パズル性に関してはまだまだ高くても平気だったと思います。また、その方が楽しめたと思います。

アクション部分に関してはパズル性よりも求められる場面が多くありました。これは姫の指先の技術が拙いためかも知れませんが、ブルーストーンをブルーエリアに運ぶ方法を考える事よりもエビーラを相手にする方が遥かに難しく感じられました。

難易度

ゲーム内ではパズル性に基づく難易度よりもアクション性に基づく難易度の方が高くなっていて、指先の技術のない姫にとってはアクション部分に梃子摺る事が多かったのですが、ゲームの全体的な難易度はそれほど高くないと言って良いと思います。

姫は「チャンピオンシップ・ロードランナー(ハドソン)」に挑戦した時はクリア速度を気にせずにプレイしていた事もあってクリアまでに2日間かかったのですが、このクリア報告の際にあやちゃんには「2日もかかったの?」と言われてしまったのですが、。(プレイ前はあやちゃんは姫にはクリアは無理と言っていたのでクリア出来ればそれで十分かと思っていたのですが、そうではなかったみたいです。)今回の「フラッピー(デービーソフト)」ではあやちゃんに褒めてもらいたくて時間のある日を選んだ上でクリア速度を意識してのプレイとなりました。

その結果、1日でクリアする事が出来たのですが、200面もの面数があって姫が1日でクリア出来たと言う事から考えても、この「フラッピー」はそれほど難しくないと言えると思います。

ストーンと重力の影響

「フラッピー(デービーソフト)」ではブルーストーン、ブラウンストーン、障害にぶつかった後の催眠キノコは重力の影響下にありますが、フラッピー、ユニコーン、エビーラに関しては重力の影響を受けていないように振舞います。最近プレイしたゲームでは「ディグダグ(ナムコ)」もそう(岩だけが重力の影響を受け、ディグダグとモンスターは重力の影響を受けていないように振舞う)だったのですが、「ディグダグ」ではその事に違和感を感じたのに対し、この「フラッピー」ではそれはあまり気になりませんでした。

背景音楽(BGM)

「フラッピー(デービーソフト)」では背景音楽(BGM)を3つの中から選べるようになっています。

姫は特に変えずに「A」のままでプレイしていましたが、気分や好みによって背景音楽(BGM)を変える事も出来るのは良いと思います。

エンディング

200面クリア後にはエンディングが用意されています。

エンディングはフラッピーが青い200の文字の周りを時計回りに回るだけのものですが、ここ最近のゲームは全体を通しての明確な目的がなかったり、クリア後にエンディングが用意されていなと言ったものが多く、このような簡単なエンディングでも用意されていればそれだけで嬉しいものだと感じました。

総合評価 : 34点

「フラッピー(デービーソフト)」の総合評価は34点です。

プレイ時間を意識しながらのプレイだったので1日でクリアしてしまいましが、それでも200面と言う面数はやり応えがあったと思います。途中でプレイ意欲が損なわれる事もありませんでした。

パズル性に基づく難易度に関してはもっと高くても良かったのではないかと思います。ブルーストーンの運び方を考える時間はそれほど必要としませんでしたが、エビーラの相手をする時間はそれよりもかなり長くありましたので。少し前に「チャンピオンシップ・ロードランナー(ハドソン)」をプレイした事もあるかも知れませんが、パズル部分での難易度の低さは特に物足りなく感じてしまいました。

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