ハイパーオリンピック(コナミ) : ゲームの紹介・説明 [ファミコン]
「ハイパーオリンピック」のゲーム概要
「ハイパーオリンピック(コナミ)」は100メートル走、走幅跳、110メートルハードル、やり投の4種目に挑戦して高記録を目指すスポーツゲームです。
コントローラーには専用コントローラーの「ハイパーショット」を使用します。
「ハイパーオリンピック」のゲームモード
4つのゲームモード
「ハイパーオリンピック(コナミ)」には4つのゲームモードがあり、タイトル画面で選ぶようになっています。
- 1 PLAYER A
- 1 PLAYER B
- 2 PLAYERS A
- 2 PLAYERS B
1 PLAYER A...
1人でプレイするモードです。
1 PLAYER B...
1人でプレイするモードです。「A」よりも難易度が高くなっています。
2 PLAYERS A...
2人でプレイするモードです。100m走と110mハードルの2種目は2人同時プレイ、走幅跳とやり投の2種目は2人交互プレイになります。
2 PLAYERS B...
2人でプレイするモードです。「A」よりも難易度が高くなっています。
[ 画像引用元 : ハイパーオリンピック © 1985 KONAMI ]
「ハイパーオリンピック」の画面構成
ハイパーオリンピック : 画面構成 - 100m走/110mハードル
Iプレイヤーの自機...
画面下側の肌の色が白い男性がIプレイヤーの自機になります。
対戦キャラ/IIプレイヤーの自機...
Iプレイヤーの自機の上に見える肌の色が褐色の男性はIプレイヤーの対戦相手です。
2人プレイ時はこの男性がIIプレイヤーの自機になります。
情報表示領域...
画面上方は情報表示領域になります。
得点、世界記録、目標記録、自己記録、走行速度などが表示されます。
100m/110mハードルと走幅跳/やり投で表示内容が異なります。
SCORE(得点)...
情報表示領域内の「SCORE」で囲まれた領域は得点を表示する領域です。
「HI」はハイスコアを表します。
「1P」はIプレイヤーの得点を表します。
「2P」はIIプレイヤーの得点を表します。
WORLD RECORD(世界記録)...
情報表示領域内の「WORLD RECORD」で囲まれた領域にある値は世界記録です。
世界記録の更新があるとこの値も更新されます。
QUALIFY(競技通過の記録)...
情報表示領域内の「QUALIFY(の右側にある値)」は競技通過に必要な記録です。
経過時間...
「QUALIFY」の下にある秒数はスタートから現在までの経過時間を表します。
経過時間はゴール時に停止し、その値が記録になります。
フライング回数(現在のステージ)...
「SCORE」の領域の下に並ぶ円形はフライング回数を示す印です。
「1P(の右側の3つの円形)」はIプレイヤー、「CPU(の右側の3つの円形)」(2人プレイ時は「2P」)はコンピュータ(2人プレイ時はIIプレイヤー)のフライング回数を表します。
フライングを1回で円形が1つ赤く点灯します。
現在の走行速度...
情報表示領域内の下方の「CPU」と「1P」は現在の走行速度です。「cm/sec」の形で表されます。
「CPU(の右側の数値)」(2人プレイ時は「2P」)はコンピュータ(2人プレイ時はIIプレイヤー)、「1P(の右側の数値)」はIプレイヤーの現在の速度を表します。
ハイパーオリンピック - 画面構成 - 走幅跳/やり投
Iプレイヤー/IIプレイヤーの自機
画面下側の肌の色が白い男性はIプレイヤーの自機です。
2人プレイのIIプレイヤーのプレイ時には肌の色が浅黒い男性が自機になります。
1st/2nd/3rd(試技の記録)...
「QUALIFY」の下にある「1st/2nd/3rd」には1回目、2回目、3回目の試技の記録が表示されます。
現在の競技での最高記録...
「SCORE」の領域の下の「1P(の右側の値)」はIプレイヤーの現在の競技での最高記録、「CPU(の右側の値)」(2人プレイ時は「2P」)の現在の競技での最高記録を表します。
記録の値の右側には「QUALIFY」の記録を超えるまではバツマークが表示されています。「QUALIFY」の記録を超えると二重丸マークに変わります。
助走速度...
情報表示領域内の下方の「SPEED(の右側のゲージと数値)」は助走速度を表します。
跳躍角度/投射角度...
画面左下に表示されている角度は走幅跳では跳躍角度、やり投では投射角度を表します。
[ 画像引用元 : ハイパーオリンピック © 1985 KONAMI ]
コントローラーの操作方法
ハイパーショットの操作方法
ジャンプボタン...
跳躍、投擲を行います。
走幅跳での跳躍、やり投での投擲では押し続ける事によって跳躍、投擲の角度が上がって行きます。
ランボタン...
走行を行います。
素早い連打を続けると走行速度が上がって行きます。
ハイパーショットの操作方法 : タイトル画面
ジャンプボタン...
「セレクトボタン」として働きます。
ランボタン...
「スタートボタン」として働きます。
通常コントローラーの操作方法
セレクトボタン...
タイトル画面でのゲームモードの選択に使います。
ゲームプレイ中は使用しません。
スタートボタン...
タイトル画面でのゲームの開始に使います。
ゲームプレイ中はポーズ機能(一時停止/解除)として働きます。
「ハイパーオリンピック」のゲーム進行
4種目に挑戦
100m走、走幅跳、110mハードル、やり投の順に4つの種目に挑戦して行きます。
100m走
ランボタンを連打して100mを先のゴールを目指します。
スタートのタイミングは音と観客席前のフェンスの画面左側にある円形の印で計る事が出来ます。
スタートのタイミングが速いとフライングになります。3回目のフライングを行った時点で失格になります。
記録がクオリファイの値を上回っていれば次の種目に進む事が出来ます。対戦相手との勝ち負けは関係ありません。
クオリファイの記録を上回れなかったり、フライングによる失格になった場合は次の種目に進めません。
走幅跳
ランボタンの連打で助走を行い、ジャンプボタンで跳躍を行います。
ジャンプは踏み切りプレートを越える前に行います。ジャンプせずに踏み切りプレートを越えるとその時点で「FOUL」になります。
3回の試技が終わった時点で1回でもクオリファイの値を上回る記録を出していれば次の種目に進む事が出来ます。
クオリファイの記録を上回る事が出来なかった場合は次の種目に進めません。
110mハードル
ランボタンを連打して走り、ジャンプボタンでハードルを跳び越えて行きます。
ハードルを上手く跳び越える事が出来ずに接触した場合、自機は転倒し、タイムロスとなります。
スタートのタイミングが速いとフライングになります。3回目のフライングを行った時点で失格になります。
記録がクオリファイの値を上回っていれば次の種目に進む事が出来ます。対戦相手との勝ち負けは関係ありません。
クオリファイの記録を上回れなかったり、フライングによる失格になった場合は次の種目に進めません。
やり投
ランボタンの連打で助走を行い、ジャンプボタンで投擲を行います。
投擲は矢印地点を越える前に行います。投擲せずに矢印地点を越えるとその時点で「FOUL」になります。
3回の試技が終わった時点で1回でもクオリファイの値を上回る記録を出していれば次の種目(ループで100m走に戻る)に進む事が出来ます。
クオリファイの記録を上回る事が出来なかった場合は次の種目に進めません。
2周目以降
やり投をクリアした後は簡単なエンディングを挟んで2周目が始まります。
2周目以降は1周目よりもクオリファイの記録が上がって行きます。
ゲームオーバー
種目の終了時にクオリファイの記録を上回る事が出来ていない場合はゲームオーバーになります。
[ 画像引用元 : ハイパーオリンピック © 1985 KONAMI ]