ゲームのために「キン肉マン」とプロレスとを勉強 [ゲーム関連記事]

ゲームのために「キン肉マン」とプロレスとを勉強

キン肉マン...

ファミコンの「キン肉マン マッスルタッグマッチ(バンダイ)」に挑戦する事になりました。このゲームは「キン肉マン」と言う作品を題材にしたゲームらしく、そこで「キン肉マン」に就いて勉強しなければならなくなりました。あやちゃんが言うには、「キン肉マン」を知らずに「キン肉マン」のゲームで遊んでも意味がないとの事でしたので。

また、ゲーム内容がプロレスと言うスポーツと酷似している事から同時にプロレスに就いても勉強する事になりました。

「キン肉マン」 : 原作漫画とアニメ作品

姫の下に「キン肉マン」の漫画(原作)単行本、そして、アニメ「キン肉マン」が収録された光の円盤が届けられました。あやちゃんが姫のお家に持って来たものです。

単行本とアニメ作品。これは両方とも目を通さなければならないようでしたが、あやちゃんからは先ずは漫画から入るようにとの指示を受けました。

この作品は「最初はアニメから入った」と言う人が大勢いたようなのですが、アニメから入った人達の多くはそこから原作漫画を読むようになり、原作(先行)-アニメ(後追い)の順で両作品を平行して楽しむ形へと移って行ったそうです。当時(姫が生まれる遥か昔)の話と言う事なので今となっては関係のない事だと思うのですが、あやちゃんが言うには姫も昔の人達に習って原作-アニメの順を辿らなければならないようです。それも昔の人達とは違ってアニメに触れる前の段階から原作を読み、更に、原作とアニメを平行して楽しむのではなく、原作を全て読み終えてからアニメを見ると言う形でです。(こうなると既に「昔の人に習う」と言う部分が崩れているように思うのですが...。)

姫は本を読むのは好きですが、漫画を読むのは苦手なので出来れば読みたくはありません。しかし、これもゲームのためだと思い、覚悟を決めて読む事にしました。

今回はご褒美が...

姫は漫画を読む覚悟を決めたとは言っても、やはり、気が進まない事に変わりはなかったのですが、そのような姫にあやちゃんは「全巻読み終えた暁には褒美を遣わそう。」と言いながら「キン消し」なるものを、10数個、目の前に出して来ました。

この「キン消し」は姫に見せるためのサンプルらしく、あやちゃんは他にも「キン消し」を大量に所有しているそうです。そして、全巻読み終えたならその全ての中から好きな種類、好きな色の「キン消し」をどれでも所望して良いとの事でした。昔の人が言うところの「肌色」も選択可だそうです。(差別とも受け取られ兼ねない表現ですが、あやちゃんの話では当時はそう呼ばれていたらしく、他の色よりも価値が高いとされているようでした。)

あやちゃんはその後も「キン消し」に就いて色々と語っていましたが、結局、姫にはその良さは全く分かりませんでした...。少なくとも姫が興味を持てるようなものではなさそうです。(確かにあやちゃんが好きそうなものではあると思いますが。)

あやちゃんは何かご褒美があれば姫が意欲的になると思ったようですが、姫からすると褒美が褒美と言えるものではなかったため、今回は丁寧にお断りしました。姫はいつものようなご褒美の方が良かったです。それなら漫画を読む意欲も沸いたと思うのですが...「キン消し」では...。

漫画「キン肉マン」

「キン肉マン」の漫画は姫のお家にそれが届けられた日から読み始め、次の日には全36巻を読み終えました。漫画を読むのが苦手な姫ですが、挫折もせず、速やかに読み終える事が出来ました。少しは漫画を読む技術が上達したのかも知れません。

「キン肉マン」を読んだ感想

「キン肉マン」は序盤は宇宙怪獣退治や筋骨マンとの争いなど面白いとは言えない内容ばかりであり、何だかよく分からない掴みどころのない漫画にしか思いませんでしたが、「超人オリンピック ザ・ビッグファイト」の決勝戦くらいからは面白く感じるようになり、「7人の悪魔超人編」、「黄金のマスク編」、「夢の超人タッグ編」と進むに連れてその面白さは徐々に大きくなって行きました。

最も面白く感じたのは「夢の超人タッグ編」です。アシュラマンとサンシャインによる友情の分断、完璧超人によるマスク狩り、カメハメの死によって起こったキン肉マングレートの中の人物の密かな交代、キン肉マンの千切れた左腕と埋め込まれたロングホーン...など、見所も多いですし、タッグマッチならではの技、特にマッスルドッキングは格好良いと思いました。

最後の「キン肉星王位争奪編」は最初と最後は興味を持って読む事が出来ましたが、中間に長々としたところがあり、それが中弛みに感じられたのは残念でした。もう少しコンパクトに纏めても良い部分はあったのではないかと思います。

好きな超人はカニベースです。ジャンケンの弱さを克服するためにハサミを5本指にして来たのは素晴らしいと思いました。カニベースはハサミがあってのカニベースだと思うのですが、そのカニベースの象徴とも言えるハサミを自ら捨ててまで勝利を目指すのですから、勝負に対する姿勢は立派の一言です。ただ、結果的にはその5本指が敗因となってしまいましたが...。

ウォーズマン、アシュラマンに就いては友情に目覚めた後は魅力が半減しているように感じられ残念でした。友情は物語上の重要なテーマの1つですし、残虐超人や悪魔超人などがキン肉マンとの戦いによって友情に目覚めて行くと言う展開自体は悪くはないと思うのですが、友情に目覚めた後の姿も魅力的に描いて欲しかったです。(同じく友情に目覚めた超人であってもバッファローマンやネプチューンマンはそれほど残念には感じませんでしたし、また、ラーメンマンは途中から最初の頃とは違う性格になっていましたが、こちらも平気でした。)

好きな技は「改良阿修羅バスター」です。腕が6本ある事を活用しているところが良いと思います。

また、技(?)と言えばフェイス・フラッシュの万能さには驚きました。作中では色々な奇跡を起こしていましたが、まさか花を超人に変えるほどとは思いませんでした...。

その他の「キン肉マン」

あやちゃんの話では姫が読んだもの以外にも「キン肉マン」関連の作品はあるらしいのですが、それに就いては後は全ておまけのようなものなので読まなくても良いとの事でした。姫としては読まなければいけない漫画は少ないに越した事はないので助かりました。

アニメ「キン肉マン」...

「キン肉マン」の漫画を読み終えた後、「キン肉マン」のアニメを見る事になりました。こちらは話数が多いのでこれから時間を見つけて見て行こうと思います。

姫の手元にある(あやちゃんが置いて行った)光の円盤にはテレビシリーズの1期全話と2期全話が含まれているようです。

1期では原作の「夢の超人タッグ編」までが扱われ、その後にアニメ独自の2つのエピソードが加えられているそうです。追加エピソードに就いては、あやちゃん曰く、「どうでもいい話。」との事ですが、それでも姫はそれを含めて全て見なければいけないようです...。1期は話数が多く、アニメを見るのが得意ではない姫は途中で挫折しないかが心配です。

2期は「キン肉星王位争奪編」になっているそうです。「キン肉星王位争奪編」は原作でそれほど面白いとは感じなかったエピソードであるため、それがアニメになったものを挫折せずに見る事が出来るか...こちらも心配です。

プロレスを学ぶ...

「キン肉マン」とは別にプロレスに就いても学びました。本を読んでルールや技の種類を覚えただけですが、タッグマッチに就いての知識も得ましたし、ゲーム(「キン肉マン マッスルタッグマッチ(バンダイ)」)ではここで学んだ知識が役に立つかも知れません。

また、あやちゃんが言うには、今後はプロレスを題材にしたゲームも待っているらしく、ここで学んでおいても損はないとの事でした。

プロレスの感想

今回はゲームのためにプロレスを学びましたが、プロレス自体には全くと言って良いほど興味が沸きませんでした。深く知れば面白くなって行くのかも知れませんが、姫の趣味に合わないのは確かだと思います。

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