[1]ドンキーコングJR. [2]JR.算数レッスン(シャープ・任天堂) : 感想・レビュー [ファミコン]

[1]ドンキーコングJR. [2]JR.算数レッスン : 感想・レビュー

「[1]ドンキーコングJR. [2]JR.算数レッスン」の感想とレビュー

「[1]ドンキーコングJR. [2]JR.算数レッスン(任天堂)」は「ドンキーコングJR.(任天堂)」の簡素化版と「ドンキーコングJR.の算数遊び(任天堂)」の「+-×÷ EXERCISE」モードの改造版を1つにまとめた内容になっていますが、目新しい部分もこれと言ってなく、「ドンキーコングJR.」については簡素化された分だけ物足りないものになっています。

姫は両モードとも1度プレイしただけで十分だと感じ、それ以上はこのゲームで遊ぶ事はありませんでした。

[1]ドンキーコングJR.

オリジナル版「ドンキーコングJR.(任天堂)」と比べると、面数は2つ、オリジナル版の1面と4面のみの構成になっていて、更に、4面クリア時のドンキーコングを助け出す場面が削られています。残念な事にかなり簡素化されてしまっています。

オリジナル版から面数が半分になった事により(面数は半分ですが)面白味は半分以下になっています。また、エンディングが省略されているため達成感がなく、ドンキーコングを助け出す場面のないままただ1面と4面を繰り返すだけなので途中で何が目的なのかも分からなくなって来ます。

[2]JR.算数レッスン

「JR.算数レッスン」は「+-×÷ EXERCISE」モードと比べるとグラフィックと得点の算出方法が異なるだけで、内容的には同一のようです。

このモードではドンキーコングは檻に捕らえられていますが、誰によって捕らえられたのか、なぜ捕らえられているのかは不明です。このドンキーコングはノーミスで全問正解した場合でも開放される事はなく、ジュニアが何のために問題を解いているのかもまた不明です。

ジュニアが問題を解く事がドンキーコングを助け出す事に繫がっているのであればクリア時にドンキーコングが開放される場面を置いた方が良いと思いますし、ジュニアが問題を解く事と檻の中のドンキーコングに一切関連性がなく、単に算数の学習が目的だと言うのであればドンキーコングを檻に入れる必要はないのではないかと思います。

総合評価 : 2点

「[1]ドンキーコングJR. [2]JR.算数レッスン(任天堂)」の総合評価は2点です。面白味も達成感もないアクションゲームと役に立ちそうもない学習ゲームの組み合わせと言う事でこの点数になりました。

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