ゴルフ(任天堂) : ゲームの紹介・説明 [ファミコン]

「ゴルフ」のゲーム概要

「ゴルフ(任天堂)」は野球をゲーム化したものです。1試合行い、その勝敗を競います。2人対戦プレイも可能です。

「ゴルフ」のゲームモード

3つのゲームモード

「ゴルフ(任天堂)」には3つのゲームモードがあり、タイトル画面で選ぶようになっています。

  • 1 PLAYER STROKE PLAY
  • 2 PLAYER STROKE PLAY
  • 2 PLAYER MATCH PLAY
タイトル画面[ゴルフ]

[ゴルフ : タイトル画面]

プレイするゲームモードを選択する。

1 PLAYER STROKE PLAY

1人でプレイするモードです。1人で18ホールを回ります。

2 PLAYER STROKE PLAY

2人対戦モードです。18ホールでのストローク数を競います。

2 PLAYER STROKE PLAY

2人対戦モードです。18ホールでの勝利ホール数を競います。

「ゴルフ」の画面構成

ゴルフ : 画面構成 - ホール全景

画面構成 ホール全景[ゴルフ]

[ゴルフ : 画面構成 - ホール全景]

ホール全景...

画面右半分はホールの全景になっています。

ホールの全景の上にはグリーンがあります。フラッグの立っているところの下がホール(カップ)になります。

画面下、ティーグラウンドにあるのがボールです。このボールをグリーンのホール(カップ)に入れる事がホール毎でのプレイヤーの目的になります。

ボールから出ているカーソルはボールを飛ばす方向を示すカーソルです。ショットを行う前に16方向の中から選ぶ事が出来ます。

情報表示領域...

画面左上にあるのが情報表示領域です。

上の段には現在のホールの情報...ホール番号、ホール(カップ)までの距離、パーになるストローク数、風向きと風速...が表示されます。

風向きと風速が表示されていた位置には状況に合わせて「OB」、「BUNKER」、「WATER HAZARD」などの表示が行われます。

下の段にはプレイヤーの情報...現在のホールでのストローク数、パーを基準(0)に置いたスコア、現在のトータルストローク数...が表示されます。2プレイの時はIプレイヤーの情報の下にIIプレイヤーの情報が表示されます。マッチプレイの場合は「パーを基準(0)に置いたスコア」の部分が現在までのホールの対戦成績が1UP、2UPと言った形で表示されます。

ゴルファー(プレイヤー)描画領域...

左下のゴルファーが表示されている領域はプレイヤーがショットを行う領域になっています。ここで行われたショットは画面右のホール描画領域に反映されます。

ゴルファーの下あるゲージとカーソルはショットのために使用します。プレイヤーはこのゲージとカーソルを見ながらバックスイング、ダウンスイング、インパクトの決定を行います。

ゲージとカーソルの下には現在手にしているクラブの表示があります。クラブはショットを行う前に任意に変更する事が可能です。

ゴルフ : 画面構成 - グリーン

画面構成 グリーン[ゴルフ]

[ゴルフ : 画面構成 - グリーン]

情報表示領域...

画面左上の情報領域のホール全景時に風向きと風速が表示されていた位置には状況に合わせて「EAGLE TRY」、「BIRDIE TRY」、「EAGLE」、「BIRDIE」、「PAR」、「BOGEY」、「DOUBLE BOGEY」、「HOLE OUT」などの表示が行われます。

グリーン...

画面右側に見えるのがグリーンです。ボールをグリーンに乗せる事が出来るとこのグリーンの描画されている画面に移ります。

グリーンの中に見えるV型はグリーンの傾斜を表しています。

ホール(カップ)と重なっている十字カーソルはパッティングする方向を決めるカーソルです。動かす事が出来ます。

ゴルファー(プレイヤー)描画領域...

ゴルファーは自動的にパットを持たされ、クラブの変更は出来なくなっています。

ゴルファーの下にはパターのゲージとカーソルがあります。パターは通常のクラブとは違いテイクバックとインパクトの決定のみになります。

コントローラーの操作方法

コントローラーの操作方法

十字ボタン...左右

ボールを飛ばす方向を示すカーソルの向きを変えます。(ボールを飛ばす方向を決めるために使用します。)左はカーソルを左回りに、右はカーソルを右回りに動かします。

パッティングの方向を示すカーソルの位置を変えます。(パットの際にボールを転がす方向を決めるために使用します。)左はカーソルを左回りに、右はカーソルを右回りに動かします。

十字ボタン...上下

使用するゴルフクラブの選択を行います。

Aボタン

ボールを打つために使用します。バックスイングの開始、ダウンスイングの開始、インパクトのタイミングを決定します。

Bボタン

使用しません。

セレクトボタン

ゲームモードの選択に使用します。

スタートボタン

選択したモードをを開始します。

「ゴルフ」のゲーム進行

ショットを行う : 方向とクラブの選択

最初にボールを打つ方向とボールを打つクラブを決めます。

ボールを打つ方向はボールの上にあるカーソルを使って決めます。カーソルは左ボタン、右ボタンを使って向きを変える事が出来、16方向から選べるようになっています。

使用するゴルフクラブはゴルファー描画領域の下(画面左下)に表示されていますので、これを上ボタン、下ボタンを使って切り替えます。以下、使用可能なゴルフクラブです。

  • CLUB 1W(1番ドライバー)
  • CLUB 3W(3番ドライバー)
  • CLUB 4W(4番ドライバー)
  • CLUB 1I(1番アイアン)
  • CLUB 3I(3番アイアン)
  • CLUB 4I(4番アイアン)
  • CLUB 5I(5番アイアン)
  • CLUB 6I(6番アイアン)
  • CLUB 7I(7番アイアン)
  • CLUB 8I(8番アイアン)
  • CLUB 9I(9番アイアン)
  • CLUB PW(ピッチングウェッジ)
  • CLUB SW(サンドウェッジ)
  • CLUB PT(パター)

ショットを行う : ストローク

ショットを行うためにはAボタンを全部で3回押す事になります。

1回目のボタンでバックスイングを開始します。ボタンを押すと同時にゲージの下のカーソルが左側へと流れて行きます。

2回目のボタンでダウンスイングに移ります。2回目のボタンを押したゲージの位置がトップになります。左端に近ければ近いほど振り上げが大きい事になります。

カーソルは2回目のボタンを押した場合はその場所から右側へと、押さなくても左端へと達した後に右側へと流れて行きます。

3回目のボタンでインパクトを行います。3回目はカーソルが右側に流れる中(ダウンスイングの中)で押す事になります。

ゲージ中の白い帯の中心でインパクトを行うとボールは真っ直ぐに飛んで行きます。白い帯の左側でインパクトを行うとボールは飛んだ先で右曲がりに、白い帯の右側でインパクトを行うとボールは飛んだ先で左曲がりに変化します。白い帯からインパクト地点の距離が離れれば離れるほど飛んだ先でのボールの変化の度合いは大きくなります。

インパクト後、ボールは飛んで行きます。

フォロースルーは自動に行われます。

ボールが飛んだ先で次のショットを行います。基本的にグリーンにボールが乗るまでこの繰り返しになります。

ストローク[ゴルフ]

[ゴルフ : 画面構成]

打ち始める前。

バックスイング[ゴルフ]

[ゴルフ : 画面構成]

バックスイング開始(Aボタン1回目)。

トップ[ゴルフ]

[ゴルフ : 画面構成]

トップを決める(Aボタン2回目)。

ダウンスイング[ゴルフ]

[ゴルフ : 画面構成]

ダウンスイングに移る。

インパクト[ゴルフ]

[ゴルフ : 画面構成]

インパクトを行う(Aボタン2回目)。ゲージの白い帯の左側でのインパクトなのでボールは飛んだ先で(向かって)右側に曲がる。

ボールが飛ぶ[ゴルフ]

[ゴルフ : 画面構成]

ボールが飛んで行く。

次のストロークに移る[ゴルフ]

[ゴルフ : 画面構成]

ボールが飛んだ先で次のショットを行う。

パットを行いボールをホール(カップ)に入れる

グリーンにボールが乗ると画面がグリーン用の画面に切り替わります。グリーン用の画面ではパットのみを使う事が出来ます。

グリーンには傾斜が付いています。グリーンの傾斜はボールの転がり方に影響を与えます。

パットの場合も通常と先ず最初にボールを打つ方向を決めます。

打つ時は普通のショットとは違い、ボールを打つ強さを決めるだけになります。Aボタンを押す回数も2回だけになります。

1回目のボタンを押すとゲージ下のカーソルが左側に流れ始めます。2回目のボタンを押すとカーソルが止まりパットが行われます。カーソルがゲージの左側に行くほど打つ力が強くなります。

ボールをホール(カップ)に沈めるとそのホールは終了となり、次のホールへと移ります。

グリーン画面[ゴルフ]

[ゴルフ : 画面構成]

パット用の画面(グリーン画面)に切り替わる。

パッティング[ゴルフ]

[ゴルフ : 画面構成]

方向と強さを決めてパットを行う。

ホール終了[ゴルフ]

[ゴルフ : 画面構成]

ボールをホール(カップ)に入れる。

次のホール[ゴルフ]

[ゴルフ : 画面構成]

次のホールへと移る。

18ホールを回る

同様にしてホールを回って行き、18ホールを回り終えたところでゲーム終了となります。

2人対戦モード

2人対戦モード(ストロークプレイ/マッチプレイ)の場合も2人で18ホールを回る事以外は同様の進行になります。

第一打を行う順番は1番ホールはIプレイヤー、IIプレイヤーの順で、2番ホール以降は前ホールでの勝者が先に打つ事になります。前ホールの成績がイーブンの場合は前ホールで先に第一打を打ったプレイヤーが同じく先に第一打を打ちます。

18ホールを終えて、ストロークプレイの場合はストローク数の少ない方、マッチプレイの場合は勝利ホールの多い方の勝ちとなります。

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