姫はテニスに就いてはほとんど知識がなかったため「テニス(任天堂)」に挑戦する前にテニスの勉強から始めました。(とは言ってもテニスの基本書を1冊読んだだけですが。)

そして、テニスのお勉強終了後、「テニス」に挑戦。学習段階では実際のテニスについてあまり面白そうには感じられず、これをTVゲームにしたところで面白いものかと疑いながらゲームに挑戦したのですが、これが的中...ゲームの「テニス」にも面白さと言うものは全く感じられませんでした...。

この「テニス」に挑戦した時と同様に「麻雀(任天堂)」や「ベースボール(任天堂)」に挑戦した時も姫は麻雀や野球の勉強から始めました。そして、その学習段階で実際の麻雀も野球も面白そうだと感じ、ゲームにもある程度の期待を抱きながら挑戦しました。残念ながらそれらの出来が非常に悪く、どちらも期待とは程遠いものでしたが、しかし、それでも麻雀や野球を題材としたゲームには「改善すべきところを改善して、工夫を加えればもっと面白くなるはず」と言った可能性を感じました。

これと比べると、ゲームの題材としてのテニスにはそこまでの大きな可能性は感じられません。例え今よりもテニスゲームとしての出来が良くなったとしてもその事によって面白さが格段に増すと言う事はないように思います。姫はゲーム初心者でゲームには詳しくありませんが、テニスを題材にして面白いゲームを作るには何か別の要素を加えるなどの思い切った工夫が必要になりそうです。普通に作ったのでは限界は近いのではないかと思います。

タイトル画面で流れる音楽は「ベースボール(任天堂)」と同じものになっています。同じスポーツゲームと言う事で意図的に揃えたのではないかと思われますが、手抜きと言われても仕方が無いように思います。姫としては違っていた方が良かったです。

節目で短い音楽が流れる箇所はありますが、プレイ中には背景音楽(BGM)が全くありません。TVゲームですので背景音楽(BGM)くらいはあっても良かったのではないかと思います。

「テニス(任天堂)」の総合評価は6点です。

「テニス」にはゲームとしての面白さが全く感じられませんでした。同じく面白さを全く感じる事の出来なかった「ベースボール(任天堂)」が4点だったので、(面白くないなりにも)それよりはまともな作りになっていると思われるところを評価して2点多い6点としました。