チャンピオンシップ・ロードランナー(ハドソン) : 攻略 - 基本テクニック [ファミコン]
チャンピオンシップ・ロードランナー : 基本テクニック
「チャンピオンシップ・ロードランナー(ハドソン)」の基本テクニックです。
「ロボットの挙動」、「ロボットの利用」、「レンガの性質」、「落とし穴と脱出バシゴ」の4項目に分かれています。
基本テクニック : ロボットの挙動をコントロール
ロボットの左右への移動をコントロール
ランナーの身を置く高さを変える事でロボットの左右の移動方向(ランナー側へと向かって行くか向こうへと行くか)をコントロールする事が出来ます。
特にランナーをハシゴ上で上下に移動させて行うロボットの挙動のコントロールは基本中の基本になる技です。
ハシゴ上の位置で行うロボットの左右移動のコントロール 例-1
例えば図1のような場面ではランナーがロボットと同じ段にいる時はロボットはランナー側へと向かってやって来ますが、ランナーがハシゴの2段目に上がるとロボットはランナーから離れて行きます。そしてランナーが3段目以降の段に身を置くとロボットはランナーが1段目にいる時と同じようにランナー側へと移動して来ます。
ロボットの上下への移動をコントロール
ハシゴ上でのランナーの身を置く高さを変える事でハシゴ上のロボットの上下の移動方向(ランナーへと向かって下りて来るか離れて上がって行くか)をコントロールする事が出来ます。
ハシゴ上の位置で行うロボットの上下移動のコントロール 例-1
例えば図4のような場面ではロボットはランナーへと向かって下へと下りて来ますが、ここからランナーがハシゴの2段目に身を置くとロボットはランナーから離れてハシゴを上って行きます。
2段目に身を置いた後、3段目以降の段に身を置いてもロボットはハシゴを(途中にロボットの立ち寄る何らかの場所がない限りは)上がり続けますので、下からロボットの後を追いかけて行くような事も出来ます。
この時、下からロボットを追ったランナーと先行するロボットとの距離が近くなってもロボットは下に下りて来ずに上へと向かって上り続けます。
どこかで1段目に戻るとロボットは再び下へと下りて来ます。
[ 画像引用元 : チャンピオンシップ・ロードランナー © 1984 HUDSON SOFT ]
基本テクニック : ロボットを利用する 1
ロボットの頭部を足場として利用する
ランナーはロボットの頭部に接触しても死亡せず、上に乗って足場として利用する事も出来ます。
ロボットの頭部を足場として利用する 例-1
図9のような場面は窪みにロボットを落としてそのロボットの頭を足場にしてレンガを掘り、金塊を取って行くようにします。
ロボットの頭部を足場として利用する 例-2
以下のように落とし穴をロボットで埋めて足場に変える事も出来ます。
ロボットのコントロールとの組み合わせ
ロボットを窪みに落として足場にする前にはロボットの誘導を行わなければならない場合が多くあります。
ロボットのコントロールとの組み合わせ 例-1
以下の例ではロボットを窪みの近くまで誘い出した後、レンガを掘って埋め、そこから這い上がって来たロボットをランナーのハシゴの位置によるロボットのコントロールを使って窪みの方へと向かうように調整しています。
ロボットのコントロールとの組み合わせ 例-2
こちらもロボットをランナーのいるハシゴの位置でコントロールして窪みを埋めています。
ロボットのコントロールとの組み合わせ 例-3
図22のようにハシゴと窪みの間にいるロボットが1体の場合はロボットがハシゴ上で動いているため窪みの上を渡る事は出来ませんが、そこに図23の状態から誘導を使って2体目のロボットを送り込むとロボットはハシゴ上で重なり、それによって動きを止めるため窪みはその上を渡る事が出来るようになります。
ロボットのコントロールとの組み合わせ 例-4
以下の例ではランナーのハシゴの位置を連続で変えてロボットを窪みへと落としています。
[ 画像引用元 : チャンピオンシップ・ロードランナー © 1984 HUDSON SOFT ]
基本テクニック : ロボットを利用する 2
落下するロボットの頭部を利用する
落下するロボットの頭部は動く足場として利用する事が出来ます。
落下するロボットの頭部を利用する 例-1
例えば以下のような場合は落下するロボットの頭部に乗って一緒に落下して行き、移りたい段まで来たらところで横へと移動し、目的の段に移るようにします。
(移りたい段と同じ高さ位置のハシゴの上で落下して来るロボットを待ち構え、同じ高さの1つ下へと落下した瞬間に向こう側へと渡る事も出来ます。)
落下するロボットの頭部を利用する 例-2
落下するロボットが並んでいる場合は頭部を歩いて渡る事が出来ます。
落下するロボットの頭部を利用する 例-3
落下するロボットの頭部を足場にレンガを掘る事が出来ます。
以下の例では落下しているロボット頭部を足場に右側のレンガを掘った後、再度、そのロボットの頭部を利用してレンガの消えた右側の段へと渡っています。
移動するロボットの頭部を利用する
移動するロボットの頭部も落下するロボットの頭部と同じように足場として利用する事が出来ます。
移動するロボットの頭部を利用する 例-1
以下の例では右側のハシゴの手前のレンガが落とし穴になっています。この場合はロボットが落とし穴の下を通りかかったロボットの頭部を足場にしてハシゴへと渡るようにします。
移動するロボットの頭部を利用する 例-2
以下の場合はレンガを掘って空間を作り、その下をロボットが通りかかった時に頭部を足場として右側のハシゴへと渡っています。
[ 画像引用元 : チャンピオンシップ・ロードランナー © 1984 HUDSON SOFT ]
基本テクニック : ロボットを利用する 3
ロボットを利用して金塊を回収する
ランナーが取りに行けないような金塊はロボットに取らせるようにします。
ロボット利用して金塊を回収する 例-1
以下のような場合はロボットに金塊を取らせ、そのロボットを埋め殺す事で金塊をステージから消しています。(ロボットが金塊を抱えたまま死んだ場合はその金塊を回収する必要がなくなります。)
[ 画像引用元 : チャンピオンシップ・ロードランナー © 1984 HUDSON SOFT ]
基本テクニック : レンガの性質を利用する
レンガが回復するまでの時間に差を作る
レンガは一定の時間が経つと回復して行きますので、掘るタイミングを変える事で回復までの時間差を作り出す事が出来ます。
レンガの埋まる時間に差を作る 例-1
例えば以下のような場合は、最初に「金塊を取るための入り口を掘る際に足場となるレンガ」を掘り、そのレンガが回復しかけるまで待ってから「金塊を取った後の出口となる場所のレンガ」を掘った後、回復済みのレンガの上へと移動してそれを足場に「金塊を取るための入り口」を掘って金塊を取るようにします。金塊を取った後は出口のレンガが回復する前に脱出するようにします。
レンガの回復と制限時間
レンガが回復する前に作業を終えて戻って来なければいけない場合もあります。
時間差と制限時間の複合
レンガが埋まるまでの時間差を作り出す作業にレンガが回復するまでの制限時間が複合する場合もあります。
時間差と制限時間の複合 例-1
以下のようのな場合では2回中に入る必要があります。
1回目に出入り口のレンガを掘って中に入った時は金塊を取る際の入り口を掘るための足場となる場所のレンガを掘り、出入り口のレンガが塞がる前に外へと戻ります。
そして2回目に中に入った時は金塊を取った後の脱出路となる部分のレンガを先に掘り、それから回復したレンガを利用して金塊を取るための入り口を作り、その入り口から入って金塊を取り、脱出路を通って出入り口のレンガが塞がる前に外へと戻ります。
[ 画像引用元 : チャンピオンシップ・ロードランナー © 1984 HUDSON SOFT ]
基本テクニック : 落とし穴と脱出バシゴを期待する
落とし穴と脱出バシゴ
落とし穴は中には落ちて初めて分かるものも多く、脱出バシゴは出現するまでどこに現れるかが分からないようになっていますが、ステージによってはこれらの見えない要素が金塊集めや脱出に大きく関わってる場合があります。
脱出バシゴ 例-1
例えば以下のような場合はランナーのいる位置からは既にステージ上部には戻れない状態で、更に左側へ行くと右側へは戻って来れなくなってしまうのですが、金塊を全て取ると図69のように脱出バシゴが出現するようになっているため、ステージ上部の金塊とステージ右側の金塊を全て取っていれば左側へと移動しても脱出路は残っている事になります。
落とし穴と脱出バシゴ 例-1
以下の場合は落とし穴と脱出バシゴの複合になっています。
下図で落とし穴の落下先にある金塊は横からは取れず、落とし穴を使って上から取るしかないのですが、落とし穴は見えないようになっているのでクリアのために落とし穴を頼る時は最初は推測で行動する事になります。
また、以下の場合は金塊を取ったところで脱出バシゴが出現するため金塊の下の窪み(※)からの脱出は可能になっているのですが、脱出バシゴは出現するまではどこに現れるかは分からないのでクリアのために脱出バシゴを頼る時も最初は推測で行動する事になります。
(※この窪みは脱出バシゴが出現するまで見た目上は「落ちたら脱出不可能の窪み」になっています。)
[ 画像引用元 : チャンピオンシップ・ロードランナー © 1984 HUDSON SOFT ]