エレベーターアクション(タイトー) : 体験記 [ファミコン]
エレベーターアクション : 初回プレイから5回目(最終プレイ)まで
「エレベーターアクション(タイトー)」は全部で6回プレイを行いましたが、初回プレイから5回目までの間、4回のプレイで大バグに見舞われました...。基本的な難易度が高い事に加えて大バグとも戦わなければならず、とてもまともにプレイ出来るようなゲームではないと感じました...。
初回プレイ...
1機目はガードマンの発狂モードで死亡。2機目はエレベーターの天井からフロアに移ろうとしただけで図1の状態になり、その後、死亡。3機目は地下1階で図2のような謎の死亡でゲームオーバーとなりました。3機目は地下1階に下りる時にジャンプしたためのようです。
2回目のプレイ...
1機目は図3の状態になり、その後、死亡。
2機目はガードマンの発狂モードで死亡。
3機目は、初回プレイでの3機目の死亡が理不尽だったため、もう一度試してみようと地下1階に下りる際にジャンプして同じような状態を作り、それから地下1階を移動していたところ...ジャンプした際に空中で謎の死亡...。1階にいるガードマンの撃った弾が地下1階のスパイに当たったようなタイミングでの死亡でした。グラフィック的には全く重なっていないのですが...。この理不尽な死亡でまたしても1面クリアは叶わずにゲームオーバーとなりました。
3回目のプレイ...
初めて大バグのない状態でのプレイとなり、3面の途中でまで行く事が出来ました。バグに見舞われない事がここまで嬉しい事だとは思いませんでした。今まではバグに見舞われないのが当たり前だと思っていましたので...。
4回目のプレイ...
1面では発狂モードを乗り切ってノーミスでクリア。
2面では途中で発狂モードを凌ぎ切れずに途中で1機死亡。その後、ビルの下方まで順調に進み、このまま行けば「最低限の被害で2面をクリア出来る」と思っていたところで...またしても図6のような大バグに見舞われます...。この後、2機目が死亡...。折角、1面をノーミスだったのに...それもこの大バグによる死亡で無意味なものに。この死亡(プレイヤーに責任のない死亡)は完全に余計だったように感じます。
プレイヤーのプレイ意欲を増進させるような場面は全く見られないのに...プレイ意欲を削り取るような場面はあちらこちらで見られます...。本当に酷いゲームだと感じました...。
2面のクリア寸前で大バグに見舞われ死亡した後、何とか気を取り直してプレイを続け、その後、3面をクリア。初めて4面まで行きます。
3面の発狂モード後に1機死亡しているので4面では残り1機になっていて、この最後の1機が4面の途中で死亡してゲームオーバー...。2面でのバグによる死亡がなければ4面をクリア出来た可能性もあり、2面でのバグは本当に残念でした...。
5回目のプレイ(最終プレイ)...
1面の終わりの方で図8の状態になり、そこからスパイが自動的に上方へと上がって行き、図9の箇所で何かに押し潰されるかのように死亡...。
4回目のプレイで4面まで進み、今度はバグなしで5面までは進みたいと思っていた中でのプレイで1面からバグで死亡...。これにはさすがにプレイ意欲がなくなり...この時点でリセットを押してゲームを終了しました。もう、姫には付き合い切れません...このようなバグだらけのゲームは...。
エレベーターアクション : 最高面数/最高得点
4回目のプレイの4面が最高面数、同じくその時の30350点が最高得点になります。
エレベーターアクション : プレイを終えて
難易度が高い中、クリアするためにプレイする事に加え、バグにも見舞われないようにする事が必要なゲームだと言えます。
ただ、バグは普通にプレイしている中で頻繁に起こるようなバグなので...プレイヤーとしては起こらない気を付けるのも難しいように思います...。
作り手側は、なぜ、このようにバグだらけの状態のままで発売したのか...プレイを終えてその事がとても気になりました。
あやちゃんが言うには世の中には「味見もしないで料理を出す料理人」もいれば「味見をして不味いと分かってもそのまま料理を出す料理人」もいるとの事です。姫にはこの「エレベーターアクション(タイトー)」がそのどちらかは分かりませんが、どちらにしてもプロ意識、ものを作ってそれを売る(お金を得る)と言う事に対しての意識が低い人間(達)によって作られているように感じられました。
[ 画像引用元 : エレベーターアクション © TAITO CORP. MCMLXXXV ]