スペースインベーダー(タイトー) : 感想・レビュー [ファミコン]

スペースインベーダー : 感想・レビュー

古さしか感じられないゲーム

この「スペースインベーダー(タイトー)」は「ギャラクシアン(ナムコ)」をプレイした時よりも更に古い感じを受けました。

「ギャラクシアン(ナムコ)」では画面上部に組んだ編隊から敵機がヒラヒラと降って来ましたが、「スペースインベーダー」ではそのような工夫も見られず、画面上部に組んだ編隊が左右に移動しながら弾を放ち、徐々に下降して来るだけです。「ギャラクシアン」をプレイした時にゲーム性の低さを強く感じましたが、この「スペースインベーダー」と比べると「ギャラクシアン」の方がまだゲーム性があったと言えます。

古さ以外に何かあればまだ良いのですが...ゲーム初心者の姫にはそう言ったものは全く見つけ出す事が出来ませんでした。残念な事です。

姫の苦手な型の自機

「スペースインベーダー(タイトー)」の自機は姫の最も苦手とする型の自機...左右のみの移動方向と連発出来ない射撃兵器の組み合わせ...でした。姫にとってはこの型の自機でまともにプレイすると言うのは無理な話で...プレイした際の内容も散々なものになりました...。

邪魔なだけのトーチカ

トーチカは防御のために置いてあるようなのですが、これは姫には攻撃の妨げにしか見えませんでした。

遠くから敵が迫って来ている中、その敵を守るための盾がプレイヤーの目の前に並べられている感覚です。

実際にこのトーチカのお陰で敵を狙う機会を損ねた事が何度もありました...。遠くから弾が飛んで来る分には機体の移動で対処するので(とは言っても左右の移動だけで避けるのは苦手なのですが、それでも)トーチカは全て撤去して欲しかったです...。

背景音楽(BGM)

背景音楽(BGM)は単純な音の繰り返ししかない簡素なものになっています。1人でプレイしているととても寂しい気持ちになります...。

総合評価 : 2点

「スペースインベーダー(タイトー)」の総合評価は2点です。

面白いと思える部分が全くなく、ただただ古さが目立つゲームでした。

あまりにも古めかしく見える事から、本当に古いゲームなのかも知れませんが...もしそうだとしても、それは姫にとっては全く関係のない事ですし、姫は単に1985年にファミコンで発売されたゲームとして1985年のファミコンの感覚で評価するだけなので、(姫の場合はゲーム初心者であるため判断基準が「それ」しかないと言う事もありますが...)どちらにしても2点と言う評価点は変わりません。明らかに時代遅れのゲームだと感じました。

そこに古くても良いと思われるものが少しでもあればそれによってまだ評価も変わって来るのですが...(姫はクラシック音楽(の中の良いもの)が好きですし、アンティーク(の中の良いもの)も趣味で集めています。)「スペースインベーダー」の場合はそれが皆無と言う点も響いています。

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