[任天堂]ファミリーコンピュータ : お勧めゲーム100選 [ファミコン]

ファミコンお勧めゲーム100選

ファミリーコンピュータ(ファミコン)のゲームの中から面白いゲームや(色々な意味で)プレイしておいた方が良いと思われるゲームなどを簡単に纏めてみました。

ドンキーコング

ファミコンの本体と同時に発売されたゲームソフトの1つです。ゲームの内容についてはあまり面白いとは言えませんが、これからファミコンを始める人はここから始めると良いと思います。姫が生まれて初めて挑戦したゲームでもあります。

ドンキーコングJR.

ファミコンの本体と同時に発売されたゲームソフトの1つです。「ドンキーコング(任天堂)」で自機として操作していたマリオが悪人になって登場しています。見所はそれくらいです...。

マリオブラザーズ

下水道の平和を守るためにマリオとルイージの兄弟が奮闘するアクションゲームです。マリオは「ドンキーコング(任天堂)」、「ドンキーコングJR.(任天堂)」に続いての登場となります。3度目の登場で初めて名前が冠せられました。

マリオ(Iコン)とルイージ(IIコン)による2人同時プレイが可能です。通常の遊び方よりも「2人同時プレイでの殺し合い」の方が盛り上がります。

見所と言える程の事かは分かりませんが、マリオは「ドンキーコング」時代よりも少し逞しくなっています。ジャンプ出来る高さが格段に高くなり、更に、高いところから落下しても死亡しないようになりました。

ロードランナー

ランナーを操作して金塊を集めて脱出するアクションゲームです。ステージは全部で50。各ステージは2画面任意横スクロール型になっています。ファミコン初の横スクロール型アクションゲーム(横スクロール自体がファミコン初())です。

(ホーガンズアレイ(任天堂)」の「GAME B」では画面切り替えのため横スクロールが使われていましたが、ゲーム性を持った横スクロールはこれがファミコン初です。)

多少の指先と多少の頭が必要になりますが、難易度は高くないので初心者でも楽しめます。

エディット機能が付いていて自分でステージ(1画面型)を作る事が出来ます。自分の作ったステージを他の人に挑戦させたり、他の人の作ったステージを自分が挑戦したりして遊ぶ事も出来ます。

デビルワールド

タマゴンを操作し、デビルの操るデビルワールドを突破して行くアクションゲームです。ファミコン初の四方向強制スクロール(四方向スクロール自体がファミコン初)になっています。2人同時プレイが可能です。

1人プレイでは少し退屈で、飽きも早いように感じられますが、2人プレイは殺し合いも含め盛り上がるので2人同時プレイが好きな人にはお勧めです。

ゼビウス

ソルバルウを操作してゼビウス軍を撃墜して行くシューティングゲームです。ファミコン初の縦スクロール型シューティングゲーム(縦スクロール自体がファミコン初)になっています。

強制縦スクロール、大型ボスキャラ(アンドア・ジェネシス)、対空対地攻撃の使い分け、隠しボーナス(ソル)、隠し1UP(スペシャル・フラッグ)...とその後も引き継がれるシューティングゲームの基本要素の多くが揃っていて、シューティングゲームを語るには外せない作品になっています。(大型ボスキャラ、隠しボーナス、隠し1UPはシューティングゲームとしてだけでなくゲームの基本要素として、その後、様々なジャンルのゲームに見られるようになります。)

裏技にはシューティングゲームとしては禁断の無敵モードがあります。

バルーンファイト

風船を2つ付けた自機を操って敵キャラを倒して行くアクションゲームです。2人同時プレイが可能です。

自機の操作がフワフワしていて扱い難いですが、それを含めて楽しめるゲームだと言えます。2人同時プレイは殺し合いも可能で特に楽しく遊ぶ事が出来ます。

ゲームモードは通常のモード(A/B)の他にバールーントリップ(C)と言うモードがあり、延々と続く横スクロール面で自機の操作技術を試す事が出来ます。

「バルーンファイト(任天堂)」は個人的には飽きが早く来る感じはありましたが、それまでは十分に楽しむ事が出来ました。たまに遊んだり、短時間で遊びたい時にプレイするゲームに向いているかも知れません。

アイスクライマー

ポポとナナを操作して雪山制覇を目指すアクションゲームです。ファミコン初の縦スクロール型アクションゲームになっています。2人同時プレイが可能です。

これまで(1983年~1984年まで)面白いゲームを作る事が苦手だと思われていた(姫がそう感じていた)任天堂が作った「任天堂にしては珍しく面白いと思えるゲーム」です。特に2人同時プレイは協力も殺し合いも出来て盛り上がります。2人同時プレイが好きな人にはお勧めです。

ただ、自機のジャンプの感覚が独特で扱い難いので自機の動きにストレスを感じやすい人には向いていないかも知れません。

バンゲリングベイ

ヘリコプターを操作してバンゲリング帝国の工場を破壊してい行くシューティングゲームです。地上マップは100画面。IIプレイヤーをバンゲリング帝国司令官とした2人対戦プレイが可能です。

移動方向の細かい調整と前進後進を可能にするための自機の操作方法、ダメージ制とその修復、弾切れと補給、工場の耐久性や敵の攻撃の激しさの変化など、ゲーム性の面では色々と考えて作られていますが、肝心の面白さが大きく欠けてしまっています。

自機の操作方法に対する工夫が操作への慣れの必要性を生じさせているものの、作品の作りそのものは同時期のゲームと比べても悪くはありません。むしろ良いと言えるのではないかと思います。ですが、操作性に見られる難点と(操作に慣れた後も改善されない程の)面白さの欠落が大きく響いてか、この「バンゲリングベイ」は「クソゲー」の代名詞的な存在になっているようです。(ゲームは出来の良し悪しも大切ですが、やはり「面白くなければならない」と言う事なのかも知れません。)

「クソゲー」と呼ばれるゲームを体験してみたいと言う人にはお勧めです。

チャンピオンシップ・ロードランナー

「ロードランナー(ハドソン)」の難易度を高くしたゲームです。ステージは全50ステージで、従来の横スクロール型から縦横スクロール型に拡大されています。

11面以降はパスコード制になっていて、クリアしたステージの次のステージから再開出来るようになっています。(これまでのゲームは続きから再開する事は出来ませんでした。)

難易度の上げ方に邪道な部分も見られますが、「ロードランナー」が好きな人や、やり応えのあるアクションゲームをプレイしたいと言う人にはお勧めです。

忍者くん 魔城の冒険

忍者くんを操作し、敵を倒してステージをクリアして行くアクションゲームです。

自機の操作性と操作感覚の悪さ、面白味に欠ける上に目的が喪失されているかのように見えるゲーム内容、プレイヤーの眼球への配慮のなさ...プレイヤーはこれらの環境に身を置きながらプレイしなければならず、プレイしている内に「もしかして忍耐力を試されているのではないか?」と錯覚してしまう事さえあるゲームです。

自分の忍耐力、ストレス耐性を試したいと言う人にはお勧めです。それ以外の人にはお勧め出来ません...。

フラッピー

ブルーストーンをブルーエリアまで運ぶアクションパズルゲームです。通常面が200面、ボーナスステージ40面、全部で240の面が用意されています。

パズル部分での難易度は高くはなく、難易度のほとんどはアクション部分(エビーラとの戦い)によるものであり、クリアのためには頭脳よりも指先が重要になるゲームとなっていますが、200面と言う面数はやり応えがあり、アクションパズルゲームが好きな人にはお勧めです。

スパルタンX

トーマスがミスターXに連れ去られたシルビアを助け出すために戦うアクションゲームです。

5階建ての建物の中を1階から5階まで敵を倒しながら進みます。各階の最後には個性的なボスキャラが待ち構えています。

ゲーム内容が単純な上に5面ループ型のため、早い段階で飽きがやって来ますが、短時間で遊ぶ分には楽しく感じられます。

ハイパーオリンピック

100メートル走、走幅跳、110メートルハードル、やり投の4つの種目に挑戦するスポーツゲームです。専用コントローラーのハイパーショットを使用して遊びます。

ハイパーショットにはボタンがランボタンとジャンプボタンの2しかなく、そのためゲームで必要とされる要素はランボタンの連打、ジャンプボタンを押すタイミング、ジャンプボタンを押す長さの3つの要素だけになっています。

ゲーム性が単純で種目も4つしかないため飽きの早いゲームになっていますが、ゲームの操作形態が違うゲームとして体験してみるのも良いと思います。

スターフォース

空中物、地上物を次々に破壊して進む縦スクロール型シューティングゲームです。

これまでのシューティングゲームと違って連射重視型で、空中物、地上物の撃ち分けなく、爽快感の高いゲームになっています。

また、ゲーム内にはボーナス要素が多く用意されていて、それを得るために努力(連射)を必要としたり、探し出す必要があったりと、ゲーム内で達成感や得点を取る喜びが感じられるようになっています。これもこれまでのシューティングゲームにはなかったところです。

難易度は高くなく、特に初心者にはお勧めのシューティングゲームだと思います。

禁断の(ゲームの面白味のほとんどが失われてしまう)無敵モードがあります。

ドルアーガの塔

ドルアーガによって囚われの身となっているカイを助け出すために塔の最上階(60階)を目指して進むアクションゲームです。ファミコン初のRPG要素を含んだアクションゲームになっています。

アクション部分の操作は単純ですが、攻撃と防御を使い分けるだけでなく攻撃と同時に防御方向を変えるアイディアが組み込まれていて、アクションゲームとしてもそれなりに楽しめるようになっていますし、60階建ての塔、カイの救出、宝箱の探索、ドルアーガの討伐と言った目的意識を持ってプレイするための要素も多く含まれている事から最後まで飽きずにプレイする事が出来るゲーム内容になっていると思います。

ただ、ゲームの中心は敵キャラを倒して行く事よりも宝箱を出現させて中のアイテムを回収して行く事にあり()、その中には自力で出現させる事が非常に難しいと思われるものもあるため(ゲーム内には宝箱の出現方法に就いての助言の類は一切ありません。)、最後までプレイ意欲を保ち全面クリアに辿り着くためには宝箱の出現方法の書かれた資料を見ながらのプレイが必須になると思われます。(逆に資料なしの自力で挑戦した場合は、飽きる飽きないの前に、宝箱の出現方法が分からずに塔の半ばで投げ出してしまっても笑しくないように思います。自力で探し出して行くのもまた楽しみ...と言うにしては厳しそうですので。)

(敵キャラを倒さなくても先に進めますが(フロアをクリアするならば鍵を拾って扉を潜るだけです。)アイテムにはそれがないと先に進むのが難しくなるものや、全面クリアが不可能になるものがあります。)

このゲームではエンディングにスタッフロールが流れます。これもファミコン初となっています。

難易度に就いては「★★☆☆☆」にしましたが、これは宝箱の出現方法が書かれた資料を見ながらプレイした場合のもので、何も見ないでプレイする場合は「★★★★★」になると思います。

アストロロボ SASA

エネルギーパックを取得しながら地上、海、宇宙と言ったステージを進んで行くアクションゲームです。

ゲーム内では自機は接地時以外はビーム砲の反動を利用して移動を行うようになっています。

ビーム砲は自機のエネルギー(命)を使い撃つようになっていて、移動手段としてだけでなく敵キャラへの攻撃やエネルギーパックを守っている壁の破壊にもこれを使用するため、ゲーム内のほどんどの行動でエネルギーを消費して行く事になります。この「反動を利用した移動方法」と「エネルギー=弾数」と言う2つの要素のため「アストロロボ SASA」は難易度の高いゲームになっています。

「アストロロボ SASA」に対する評価はそれを工夫されたゲーム性として楽しめるか、厳しい設定だと感じるかによって変わって来るのではないかと思います。

「アストロロボ SASA」では2人同時プレイが可能になっています。協力も殺し合いも出来ますが、直接攻撃か可能なため殺し合いは容赦のないものになりがちです...。

アクションゲームが苦手な人には難易度が高く、面白さを感じられるまでには至らない可能性があります。ですが、他のアクションゲームと比べると独特の要素とそこから来る独特の感覚を持ったゲームになっているので、同時代の中のゲームではプレイしておくべきゲームだと言えるかも知れません。

バトルシティー

マイタンクを操作し、敵タンクを全滅させてステージをクリアして行くシューティングゲームです。全部で35のステージが用意されています。2人同時プレイが可能になっています。

ステージ内にはレンガ、防弾壁と言った性質の違う壁や、川、森林、氷原と言った特徴の違う地形が配置されていて、敵タンクを上手く倒して行くためにはそれらを頭に入れながら戦う必要があります。また、赤い敵タンクを倒すと自機や状況を変化させるアイテムが出現し、それによって有効な戦い方が変わって来ます。ステージマップやその時々の状況に合わせて作戦を変えながらプレイして行く楽しさのあるゲームです。

2人同時プレイは1人プレイの時よりも盛り上がります。「バトルシティー(ナムコ)」に関しては2人でのプレイが特にお勧めです。

スーパーマリオブラザーズ

マリオ(ルイージ)を操作し、大魔王クッパの元からピーチ姫を助け出すために8つのワールドを進んで行くアクションゲームです。

地上、地下、水中、空中、城内と言った特徴の違うエリア、別ルートも用意されている広いステージマップ、操作性が良く、細かい動きから大きな動きまでが可能な自機、豊富な裏技...など、これまでアクションゲームと比べると突出した出来の作品だと言えます。

全面クリアした後でもステージ内を探索したり、裏技を試したりして遊ぶ事が出来ます。

難易度は高くなく、アクションゲーム初心者にはお勧めのゲームだと思います。

TOPへ