高速連射の特訓を行う [ファミコン]
高速連射の特訓を行う
姫は「スターフォース(ハドソン)」に挑戦する前にあやちゃんの指導の下で連射の練習を行う事になりました。
これは姫が挑戦する「スターフォース」が連射重視型のシューティングゲームであるためのようです。今後の事もあるので習得しておいた方が良いとあやちゃんに言われました。
指先痙攣型を選択
連射には指先痙攣連打、爪擦り連打、ピアノ連打などの連射方法があるようです。中でも姫はあやちゃんの指示で指先痙攣連打を習得する事になりました。
ピアノ連打(人差し指と中指を交互に動かしてボタンを連打する方法)は連射速度が遅く、連射重視型のシューティングゲームに用いる連打方法としては論外。
爪擦り連打(人差し指、中指、薬指、小指の4本の指の爪を使ってボタンを擦るようして連打をする方法)は連射速度が速く、体力的な負担も少ないものの「爪が傷付く」と言う理由からあやちゃんに禁止されたため除外。(あやちゃんは姫の爪が傷付く事を良いとは思っていないようです。姫も爪を傷付けてまでゲームをしたいとは思いません。)
指先痙攣連打(指先を縦に震わせて連打する方法)はピアノ連打や爪擦り連打よりも技術的な要素が含まれているものの習得自体は難しくはなく、連射速度は爪擦り連打には及ばないもののある程度高速な連射速度が得られ、爪も傷付かないで済みます。他の連射方法に比べ体力の消耗が高いらしいのですが、あやちゃんが言うにはそれは努力と根性で補えば問題ないそうです...。
そのような事から姫は指先痙攣連打を採用する事になりました。
ハドソンジョイスティックを使用
練習はハドソンジョイスティックで行いました。最初は指先を痙攣させる感覚が難しく、まともに連打出来るような状態ではありませんでしたが、挑戦している内に感覚が掴めて来て、最後は何とか指先を震えさせてボタンを連打出来るようになりました。
最高速重視と継続時間重視の連射
基本的な連射方法を習得した後、「最高速重視の高速連射」、「継続時間重視の高速連射」、「連射速度継続時間両立の高速連射」の打ち分けをあやちゃんから伝授されました。
最高速重視の高速連射
「最高速重視の高速連射」は体力的な消費を考えずに連射の最高速を意識して行う連射です。
息を止めてボタンを速く連打する事に集中するのが上手く行くコツのようです。
ここぞと言う時に(数秒間と言う短時間に速い連射を求められる場面で)使うようにと言われました。
継続時間重視の高速連射
「継続時間重視の高速連射」は30分、1時間、それ以上と言った長時間の連射継続を意識して行う連射です。
ボタンを連打する事を意識せず、あたかも指先が自動で痙攣しているような感覚で連射を行えるようになれば良いようです。
通常時はこれを使うようにと言われました。
連射速度継続時間両立の高速連射
「連射速度継続時間両立の高速連射」は3分から5分程度の高速連射が保てれば良いと言う意識で行う連射です。
決められた時間で腕の力を使い切っても構わないつもりで行うようにと言われました。
シュウォッチで連射速度を測定
連射の使い分けを学んだ後、あやちゃんから貰ったシュウォッチを使って連射速度を何度か測定したところ、「最高速重視の高速連射」のつもりで挑戦した場合は平均で一秒間に15連射を超え、その最高値は15.4連射、「継続時間重視の高速連射」のつもりで(指や腕に負担があまりかからない感じで)挑戦した場合は12-13連射程度、「連射速度継続時間両立の高速連射」のつもりで(腕に張りを感じる程度に力を入れた感じで)挑戦した場合は14連射を少し超えるくらい、と言う結果になりました。
連射測定では14連射以上では下腕に軽い張りを感じる程度でしたが、15連射以上になると僅か10秒間の連射を数回繰り返しただけで下腕に強い張りを感じるようになりました。特に15連射以上の時の腕の張りはしばらく残るものであり、姫の指と腕では最高速度重視の連射を短い間隔で繰り返し使用する事は無理なようです...。(ただ、これは最高速度重視の連射を10秒間継続した場合であり、数秒間や瞬間に絞って最高速度重視の連射を行う場合は腕への負担も少なく、短い間隔でも繰り返し使って行けそうです。)
ですが、あやちゃんからは「初めてにしては中々。」とお褒めの言葉を頂きました。
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「スターフォース」に必要な連射速度...
あやちゃんによると姫がこれから挑戦する「スターフォース(ハドソン)」では通常時は10連射から12連射程度、速い連射を求められる場面でも(速いに越した事はないそうなのですが)14連射以上あれば十分だと言えるようです。
姫の出した結果は数値だけ見れば合格点を超えている事になります。
あやちゃんが言うには他にもまだ学ぶべき事はあるようなのですが、取り敢えずは努力が報われた事に一安心しました。