ハドソンジョイスティックの持ち方と連射 [ファミコン]

ハドソンジョイスティックの持ち方と連射

ハドソンジョイスティックは高速連射型シューティングゲーム御用達のコントローラーとして多くの人に用いられていた時代があったそうです。

そのハドソンジョイスティックの使い方にはいくつかの「構え」があり、特に連射系シューティングゲームに用いる際にはそれなりの「構え」をする必要があるようです。

そこで以下では連射系シューティングゲームに使用する事を前提として、それに適した「構え」について探って行きたいと思います。

スティック部分の持ち方

ハドソンジョイスティックのスティック部分の持ち方には大きく分けると下の2つの持ち方があります。

  • 操縦桿型
  • つまみ型

操縦桿型

操縦桿型は左手でスティック部分を操縦桿を握るように持つ持ち方です。スティックの頂上にあるAボタンを左手の親指で押して使用する事が出来ますが、動きを制御し難いと言う弱点があるようです。

  • 長所 : スティック上部のAボタンが使える(が、それほど長所ではない)
  • 短所 : コントロールが難しい

つまみ型

つまみ型はスティックの根元付近を左手の親指と人差し指の2本でつまむようにして持つ持ち方です。親指は手前にある窪みに入れるようにすると良いようです。操縦桿型よりもコントロールの安定性が望めます。

高橋名人と呼ばれる人がこの持ち方をしていたようです。

  • 長所 : 安定したコントロールが望める

ボタンの連打を前提にした指の型

ハドソンジョイスティックでのボタン連射方法には次のような連射方法があるようです。

  • 1本指連打
  • 2本指連打
  • サークル型連打
  • ピアノ連打
  • 爪擦り連打

1本指連打

1本指連打は「小指と薬指と中指を握り、人差し指を軽く曲げた状態」で人差し指の指先をボタンの上に置き、指を素早く上下に振動させてボタンを連打する方法です。親指は握るか人差し指の側面に付けるなどします。

姫が試したところでは、ハドソンジョイスティックとの相性が悪いのか、他の連打方法に比べて縦方向の力が入り難く、更に手首が疲れやすいように感じました。長時間の連射には向かないかも知れません。

  • 短所 1 : 力を入れ難い
  • 短所 2 : 手首が疲れやすい

2本指連打型

2本指連打型は「小指と薬指を握り、人差し指と中指を揃えて伸ばし、状態」で中指の指先をボタンの上に置き、指を素早く上下に振動させてボタンを連打する方法です。人差し指と中指は真っ直ぐに伸ばすよりも少し曲げ気味の方が良いかも知れません。親指は握るか、人差し指の上(側面)に置くか、揃えた人差し指と中指の中間に付けるようにします。

高い連射速度と安定性があります。しかし、姫が試したところでは安定性は確かに高いものの、次の「サークル型」と比べると指がぶれる事が少し多いように感じました。

  • 長所 : 高い連射速度が望める
  • 短所 : サークル型よりも指ぶれの発生する可能性が高い

サークル型連打

指で円を形成して連打する方法です。指の形には下の3つがあります。

  • 人差し指と親指で円を作る
  • 中指と親指で円を作る
  • 人差し指と中指と親指で円を作る

1つ目は「小指と薬指と中指を握り、人差し指と親指を軽く曲げて指先を付けた状態」で人差し指と親指の指先をボタンの上に置き、指を素早く上下に振動させてボタンを連打する方法です。

姫が試したところではハドソンジョイスティックに対しては他のサークル型よりも少し窮屈なようです。

  • 長所 : 高い連射速度が望める
  • 短所 : 少し窮屈に感じられる

2つ目は「小指と薬指を握り、中指と親指を軽く曲げて指先を付けた状態」で中指と親指の指先をボタンの上に置き、指を素早く上下に振動させてボタンを連打する方法です。人差し指は握るか中指の上に軽く添えるようにします。

高い連射速度と安定したボタン連打が望めます。窮屈な感じもありません。

  • 長所 1 : 高い連射速度が望める
  • 長所 2 : 2本指型よりも安定感が高い

3つ目は「小指と薬指を握り、人差し指と中指と親指を軽く曲げて指先を付けた状態」で中指の指先の指先をボタンの上に置き、指を素早く上下に振動させてボタンを連打する方法です。親指の指先は中指と人差し指の指先の中間に付けるようにします。

姫が試したとこでは高い連射速度と安定したボタン連打が望め、縦方向への力も入りやすいように感じました。

  • 長所 1 : 高い連射速度が望める
  • 長所 2 : 2本指型よりも安定感が高い
  • 長所 3 : 縦方向に力が入りやすい

ピアノ連打

ピアノ連打型は「Aボタンの上に中指の指先、Bボタンの上に薬指の指先を置いた状態」で中指と人差し指を交互に動かしてボタンを連打する方法です。

誰でも簡単に出来る連打方法です。でも、高い連射速度は望めません。

  • 長所 : 誰にでも簡単に出来る
  • 短所 : 高い連射速度が望めない

爪擦り連打

爪擦り連打型は「人差し指、中指、薬指、小指の4本を第2間接から握り、4本の指を付けた状態、あるいは4本の指を間を少し空けた状態」で指の爪をボタンの上に置き、その状態で手を左右に素早く動かして4本の指の爪でボタンを擦るようにボタンを連打する方法です。同様にして人差し指と中指の2本の指で行う方法もあります。

非常に高い連射速度が望める反面、スティック側のコントロールに乱れを生じさせる恐れがあります。また、爪を傷つけてしまう恐れがあります。指を綺麗に保ちたい人にはお勧め出来ません。

  • 長所 : 非常に高い連射速度が望める
  • 短所 1 : ジョイスティックのコントロールを乱す恐れがある
  • 短所 2 : 爪が傷つく

姫は「爪擦り連打」はあやちゃんに禁止されています。理由は上記にもあるように爪が傷付くためです。姫の爪を傷付けてまで連射する必要はないと言われています。(これはハイパーショットでの連射の場合も同じです。)

まとめ : シューティングゲームでのお勧めの持ち方

高速連射系シューティングゲームを行う事を前提にした「持ち方」の結論。「つまみ型」と「サークル型連打」を組み合わせた持ち方が最も安定したコントロールと高い連射速度を両立させる事の出来る持ち方のように感じられました。

以下はお勧め度のまとめです。

  • つまみ型 + サークル型連打 : ★★★★★
  • つまみ型 + 2本指連打 : ★★★★☆ (指がぶれる事がある)
  • つまみ型 + 爪擦り連打 : ★★★☆☆ (連射速度重視型)
  • つまみ型 + 1本指連打 : ★★☆☆☆ (力が入り難い)
  • つまみ型 + ピアノ連打 : ★☆☆☆☆ (連射が苦手な人向け)

但し、姫のテストした感じでは「サークル型連打」の内、「人差し指と親指で円を作る」方法は少し行い難いように感じられました。ですので同じ「サークル型連打」でも「中指と親指で円を作る」方法と「人差し指と中指と親指で円を作る」方法がお勧めになります。

「爪擦り連打」に就いてはテストしていません。爪を傷付けないためです。「爪擦り連打」の星の数は実験結果に基づいたものではなく理論値(?)になります。「連射速度が最速になる反面、操作に幾分の難が出る」と言う事で「★★★☆☆」としました。

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